就職・転職活動を勝ち抜き、
いざ働き初めてから
「こんなはずじゃなかった・・・」
「こんな会社なら、内定辞退すればよかった」
「あっちの会社を選べばよかった」
と、後悔しないように、
採用面接で確認すべき5選を紹介します。
採用面接は、求職者が面接されるだけの場ではありません。
こちらからも会社を面接しましょう。
そして、これから紹介することを採用面接の場で実践して
後悔のない就職・転職活動を成功させましょう!
本職では面接官もやっている私ですが
私が転職するなら絶対確認するだろう点をピックアップしてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
チームの雰囲気
面接では、社内を見学する機会を与えられると思いますが、その時がチャンスです。
入社後に一日一緒に仕事をするということは、友達と遊ぶ時間よりも、家族と過ごす時間よりも長くなります。
なので、一緒に働くチームのメンバーの雰囲気はとても大切です。
仕事の内容や期待される役割
求人票には、しっかりと作り込まれたものと、そうでないものがあります。
求人の内容を、鵜呑みにせずに、入社後の自分をイメージできるように、どんな仕事をするのか確認するようにしましょう。
また、どのような事を自分に期待しているのか聞くと、入社後にすべき事と、役割が分かるのでイメージもつきやすくなります。
キャリアパスや成長の機会
キャリアパスや成長の機会とは、会社内でどのようにキャリアを築いていけるかや、どのような成長の機会が提供されるかを指します。
- 会社内での昇進やキャリアパスが明確に示されているかどうか
- 新しいスキルを習得したり、既存のスキルを向上させるためのトレーニングや教育プログラムが提供されているかどうか
- 経験豊富なメンターからの指導やサポートが受けられるかどうか
- 新しいプロジェクトや責任を引き受ける機会が与えられるかどうか
- 定期的なフィードバックや評価が行われ、成長のための改善点や目標が示されるかどうかを確認します。
これらの要素が揃っているかどうかを確認することで、自身のキャリアの発展や成長を見据えることができます。
給料や福利厚生の待遇
給料については、求人票に記載があるはずですので、採用面接の場では大体の金額がわかっていれば大丈夫です。
多くの会社は、会社と求職者、双方が内定・入社の意向が決まってから報酬額を決めていきます。
ですが、福利厚生や待遇面はについては、面接時に話ができそうなら確認しておきましょう。
福利厚生や待遇とは、従業員が働く会社から受け取る、下記のような福利や特典のことを指します。
- 健康保険
会社が提供する医療費や健康関連の保険制度。 - 退職年金制度
従業員が定年退職後に受け取ることができる年金や退職金の制度。 - 有給休暇
従業員が病気や休暇などの理由で休暇を取る際に給与を受け取れる制度。 - フレックスタイム制度
柔軟な勤務時間を設定することができる制度。 - 子育て支援制度
従業員が子供を育てる際に受け取ることができる支援制度。 - 教育支援制度
従業員が教育や学習のための費用を会社が一部負担する制度。
これらの福利厚生待遇は、従業員の働きやすさや満足度を高めるために提供され、会社が労働力を保持しようとするためのものですので、ここで挙げた制度だけではなく、それぞれの会社が独自の制度を設けていることもあります。
会社の文化や価値観
会社の文化や価値観は、その企業が重視する信念や行動規範、社内での慣習や態度のことを指します。
・ミッションやビジョン
企業が目指す目標や理想像、将来のビジョン。
・価値観や行動規範
従業員が尊重すべき価値観や倫理観、行動に関する基準。
・コミュニケーションスタイル
会社内でのコミュニケーションの取り方やスタイル、オープンな雰囲気や透明性の度合い。
・ワークライフバランス
従業員の仕事とプライベートのバランスを重視するかどうか。
・働き方の柔軟性
リモートワークやフレックスタイムなどの柔軟な働き方の取り組み。
・ダイバーシティ&インクルージョン
多様性や包摂性を尊重し、多様な背景や意見を受け入れる姿勢。
これらは会社の特色として表れ、従業員の働きやすさや満足度、企業のイメージや競争力に影響を与えます。
採用面接で会社の文化や価値観を理解し、自身の価値観や目標と合致するかを確認することが重要になります。
まとめ
冒頭でもお話ししましたが、採用面接の場は、求職者が面接されるだけの場ではありません。
しっかり求職者側からも会社を面接して、就職後に後悔しないようにしましょう。